伊藤研究室

伊藤 智基 講師

専門分野

行政法

1.研究内容について

広く言えば「法律学」、その中の「公法学」、さらに細かくは「行政法学」について、研究しています。

また、川崎市の市民オンブズマン事務局で専門調査員として勤務していた経験をふまえて、行政上の苦情処理制度や公的オンブズマン制度についても分析の対象としています。とりわけ、行政事件訴訟における執行停止制度について、ドイツの制度と日本の制度を比較分析しています。

2.担当教科やゼミ活動について

専門領域である行政法のほか、日本国憲法や環境法に関する科目も担当しています。具体的には、日本国憲法、行政法Ⅰ、行政法Ⅱ、環境政策論、行政統制論、公法判例研究といった授業科目を担当しています。

ゼミでは、自治体の政策(とりわけ、建築規制や環境汚染行為の規制といった、市民に義務を課したり、権利を制限したりする分野)に関して学生に報告をしてもらい、その中の興味がある政策についてより深く研究して、最終的には卒業論文を執筆してもらうこととしています。

3.受験生へのメッセージ

私が高校三年生のときに、大手予備校の夏合宿の初日になされた講演において、ある好々爺の予備校講師の方から、心に残るお話をしていただきました。 それは、「世の中の大人は、 『Worker』と『Laborer』の二つに分けることができる。後者が大多数である。しかし、ぜひ『Worker』になってもらいたい。『Worker』になるために、大学に行ってもらいたい。」というお話しでした。その方は、「Worker」とは「天職者(好きなことを仕事として、お金を得ている人)」、「Laborer」とは「賃金奴隷(やりたくない仕事をお金を稼ぐために嫌々やっている人)」であるとおっしゃいました。

受験生の皆さんも、偏差値だけを基準として大学や学部を決めるのではなく、自分が将来「Worker」になるにはどの学部に行けばよいのか、そしてその学部はどこの大学にあるのか、といった点について、まずは自分自身に向き合いながら考えてみてください。そして、世の中には様々な学部・大学が存在していますので、それらの中身を十分に吟味して比較検討したうえで、進路を選択していただければと思います。

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