大西研究室

大西 康雄 准教授

専門分野

社会学(理論・情報)

ゼミの形式

社会学を学ぶゼミです。社会学の基本的な文献や論文を読みつつ、同時に卒業研究に向けて自分の考え方をまとめていくことを目標にしています。下級生が上級生のアドバイスをもらえるように、ゼミは学年縦断的に運営しています。なるべく在籍学生の主体性を尊重したゼミ運営をしたいと思っています。

卒業研究のテーマ

過去の卒業生、研究生のテーマは「山梨県の“ 無尽”文化と集団意識」、「『韓流』の普及状況の研究」でした。

2013年度の4年生は、携帯電話等のネットメディアの利用方法とコミュニケーション志向のパターン分析、就職活動状況の研究ならびに、職業教育の国際比較の研究に取り組んでいます。

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本学科を考える受験生へ

アメリカの4年生大学は、下級専門家・技術者養成を目的とした大学(バカロレア・カレッジ)を除くと、リベラル・アーツ(教養)をきっちり学んだ上で、初めて専門を選ぶシステムになっています。このような教養をしっかり学ぶという大学システムが、アメリカの大学が養成する専門家の総合力を支えていると言えます。

ところが日本は文部科学省、経団連が教養教育なんて要らない、と言い出して、大幅に教養教育が弱体化されました。その後オウム真理教事件発生により、教養の不十分な専門家がどのように暴走するかがまざまざと示された結果、そのような方向性の誤りが明らかになったのですが、国の予算不足や不況の進展による就職活動の前倒し化の傾向から、実質的に教養教育不足の傾向は改善されず、日本の大学生のリベラル・アーツ不足、総合力不足は明らかです。

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当学科では、社会科学というやや狭い範囲ではありますが、入学するときの間口を広めにとって、入学後自分の専攻する分野をゆっくり考えて貰うことで、タコツボ化せず社会科学における総合力、リベラル・アーツ力をつけて貰うことを目標にしています。
良く言えば自由度の高い学科です。しかし、看護学部や人間福祉学部のように、大学に指定されるまま授業を取ってさえいれば自動的に一定の職業人として養成される学科ではありません。したがって、自主的、主体的に学ぼうという意思がないと、自分としてこれを学んだという実感を持てずに終わってしまうこともあります。そのあたりよくご納得の上学科選択をなされることをお薦めしたく存じます。

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