澁谷研究室

澁谷 彰久 教授

専門分野

民法・商法 金融取引

ゼミの人数 (2012年度)

  • 4年生―8人
  • 3年生―7人
  • 2年生―9人

ゼミの形式

今年の3月に卒業した学生は「臓器移植に関わる法と医療」、「電子マネー取引の現状と課 題」、「地域ブランドと地域振興」、「インターネットと著作権」、「裁判員制度について」といったテーマの卒業研究を完成させました。他にも最近では家族 法をテーマにしたり、農地法の問題をとりあげている学生もいます。

卒業研究のテーマ

私が来て3年目になりますが、過去にゼミ生を中心に東京の最高裁判所、日本銀行本店や東京証券取引所を見学してきました。以前、私が勤めていた三菱東京UFJ銀 行の本店やディーリングルームを見学したこともあります。このように都内で1日社会見学といった活動をする一方で、県内では山中湖のホテルでゼミ合宿をし たり、甲府市の法務局や地方裁判所を見学してきました。現在では山梨県警と地元の銀行と共同で地域の振り込め詐欺防止などの防犯活動ボランティアもしてい ます。

ゼミで行った主な活動

民法・商法の基本を学ぶゼミを行っています。2年生では民法の基本的な知識、考え方を理解 するゼミという位置づけです。前期では財産法を、後期では家族法を中心に行いますが、内容は1人ずつテーマを選んで発表し、ディスカッションするという形 式を取っています。3年生は個別に構想を練ってもらい、卒業研究への橋渡しができるようなテーマ設定を前期から行っています。テーマを設定する際には、専 門的なことだけではなく、学生にとって身近なことをテーマに盛り込んで、それを法律的に考えるように指導しています。4年生になると卒業研究に向けての個 別指導が増えます。卒業研究ではA4サイズで約30ページの論文を成果物として提出してもらいます。そのための文献や資料を集めてインプットし、発表を通 じて論文としてアウトプットをするといったような作業をしていくことになります。

 

本学科を考える受験生へ

本学の総合政策学科は、「何を勉強するのか分からない」、「どういう研究を行っているのか 分かり辛い」と時々言われます。しかし、私は現代社会における様々な問題を解決するための人材を養成するには、専門分野を一つに区切った学部学科では対応 しきれないと考えています。複雑な問題の解決には総合力が必要です。いろいろな分野の知識を組み合わせなければ答えは出てきません。最近では、ユーロの金 融不安、日本の財政や雇用の問題、原子力災害や復興の行方など、単なる法律学や経済学からだけでは解決できない複合的な問題が溢れかえっています。これか らの若い人は問題解決に向かって、それぞれが持つ知識をどう組み合わせて最適な解を見つけ出せるかという思考力が求められると思います。山梨県立大学は小 さい大学ですが、いろいろな分野の先生がいます。その先生たちから学んだ内容を自分の中で組み合わせていくというのは、他の大学ではなかなか経験できない ことであり、将来必ず社会に出てから役に立つ力になります。これからの日本や世界のために、総合政策学科の総合力を4年間かけて学ぶことを若い人たちにオ ススメしたいと思います。

 

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